ホーム > 工房 > 食品/Food > しらかわファーム

しらかわファーム

しらかわファーム

八重瀬町は那覇空港から
車で30分ほどのところにあるのどかな町。
とりわけ、
大きな道からひとつ中に入って車を走らせると、
さとうきび畑などの農地が続き、建物も少なく、
北部と違って高い山もありません。
車で走っているとひたすら空が高く感じられる
とても素敵な地域です。

梅雨入り前の良く晴れたこの日、お邪魔したのは、
マンゴーとパッションフルーツを栽培する畑。
この日差しを浴びて元気いっぱいに育ったフルーツから
とびきりのジャムを作っている、
しらかわファームさんを訪ねました。

農業生産法人として、代表の神谷美枝子さん、
娘で取締役の大城自子さんの家族を中心に、
果物の栽培から、収穫してジャムを製造し、
販売するまでを5名の仲間で営んでいます。
その他にも、
現代人に不足しがちとされる「酵素」を
気軽にとることができる「酵素ジュース」の製造販売、
製作体験なども行っていて、
体を気づかい口にするものを選びたい人には
とてもうれしい作り手なのです。

「はじめは本当に手探りで、
とれた野菜や果物をとにかく
全部ジャムにしてたんですよ」と語る、大城さん。

買う人に喜ばれるもので、
1年を通して提供できるものとして品目を絞り、
現在ジャムではマンゴー、グァバ、
パッションフルーツ、ドラゴンフルーツ、
カーブチー(沖縄の秋みかん)、ローゼルの
6種類が作られています。

しらかわファームの「手づくりまるごとジャム」は
その名の通り、果実の味をそのまま閉じ込めて作られるため、
そのまま食べても美味しい果物だけを使っています。

また、市販のジャムによく使われる
とろみを出すための「ゲル化剤」も
グアバとパッションフルーツ以外では使われていません。
とろみに使うのは
自社栽培のキャッサバ芋の澱粉、いわゆるタピオカだけ。
100%自然の素材しか入っていない、
こだわりの産物なのです。

さらに、
グァバ、パッションフルーツ、ローゼルには
味を調えるための砂糖を加えていたのですが、
こちらも国産の甜菜糖を切り替えたそうです。

「通常の砂糖だと原料に
外国産のサトウキビが使われていたりするので。
甜菜糖に切り替えて、原料は100%国産になりました」
と大城さん。


元気に育った果物を収穫したら、今度はジャム作り。
店舗兼加工場の小さなキッチンで、
手ごろなサイズにカットして鍋で煮込み、
瓶に詰めるところまで、
すべてが手作業で進んでいきます。
煮込む時間は短めに設定し、
素材本来の味が損なわれないよう気をつけて、
いわば「フレッシュ」なまま瓶に詰められていきます。
香料、保存料、着色料は、まったく不使用です。

透明な瓶からは中味の鮮やかな色や種のつぶつぶが見えて、
まるで素材の色がそのままパッケージに。
かわいらしい瓶のデザインは貰っても嬉しいモノで、
贈り物にもぴったりです。

行政主催のコンテストでも
小規模事業者には困難とされていた賞を受賞し、
さらに2015年にはモンドセレクション銀賞も受賞。

沖縄の太陽と風と、つくり手の真心が生んだジャムを
あなたも味わってみませんか?