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品があるのに、さらっと持てる。
大切に使い続けたい、大人のトートバッグ。

品があるのに、さらっと持てる。大切に使い続けたい、大人のトートバッグ。

 夢が多い人ほど、かばんが重い。夢の数だけそれを叶える道具が入っているから…と、以前どこかで聞いたことがあります。夢というとどこか壮大な感じがしますが、「面白いアイデアでコンペに勝ちたい」「週末は仲間を呼んで、ホームパーティーをしよう」など、「少し未来の、こうありたい自分や状況」も夢のひとつではないでしょうか?
 
 そう考えると、アイデアを盛り込んだ企画書やノートPC、相手と自分をつなぐ携帯電話など、私たちのかばんの中にも夢を叶える道具がたくさん詰まっています。

 そして、記憶のアルバムをたどると、生まれてから今まで、本当に色んなバッグを手にしてきました。母親が名前と好きなキャラクターを刺繍してくれたお稽古バッグ、部活に全力投球の中高校生の頃は、両手が空いて楽チンなディパック。大学生になるとブランドのバッグに憧れつつも愛用したのは、やっぱり荷物がたくさん入るトートバッグ。アメリカ製の帆布のトートバッグや、フランス製のナイロントートにその時々の夢をいっぱい詰めて駆け回っていました。

 けれど、最近は年齢が上がったせいでしょうか。あの頃ほど、ぴたっとくるバッグになかなか出会えない気がします。
 帆布やナイロンは改まった場にはカジュアルすぎるし、仕事で必要な書類や資料を詰めるには革のかばんは重すぎる。
 
 オンにもオフにもぴったりの軽やかさ。どこか洗練されていて、そして沢山入る。そんな“大人のためのトートバッグ”がどこかにないものだろうかと、ずっと探していたときに、彗星のように現れたのがこの“aimun”バッグでした。

 いかがですか?
 この藍と白のくっきりとしたコントラスト。
 モチーフにしたのは、沖縄の住宅に昔から使われている「花ブロック」。オックス生地に藍染の職人さんたちが、一枚一枚染めています。この時、商品によって色ムラなどが起きないよう精緻に染めているのも大切なこだわりです。
 そして、染め上げた布は那覇市内の縫製工房へ。裏地用の帆布と合わせ、バッグとして仕立てられています。
 こうして生まれたaimunバッグは、しなやかさと丈夫さを兼ね備えた優れもの。
 声高に主張するわけではないけれど、手にするたび、愛おしさのようなものが伝わってきます。それは、デザイナーや職人など関わったすべての人の、「良いものを作ろう」という思いがこめられているからなのでしょう。

 また、着るものをあまり選ばないのも嬉しいところ。
 白いシャツやグレー、ベージュといったいつもの仕事服にもさらりと馴染むし、藍だけにデニムとの相性も抜群です。男性が持っても素敵なので、パートナーとシェアしてもいいですし、もちろんペアで持つのも◎。お互いに好きな柄をプレゼントしあってもいいですね。

 こんな風に、仕事やお出かけにはもちろんですが、旅好きな人は旅行用バッグとしてもどうぞ。着替えと洗面道具といった一泊分の荷物なら、けっこう余裕で入ります。そして、シュッとしたデザインが旅慣れた感じを醸し出し、空港ラウンジにもすんなり溶け込みます。

 あえて言うなら、「少々お高いこと」が難点かもしれませんが、丹精をこめた丁寧な仕事と工程を知るとそれも納得。藍染という沖縄の伝統と、それを今に伝える作り手たちの思いのバトンを受け取り、大切に使い続けていきたい宝物です。

 品があるのに、力み過ぎない。
 あらゆる面で絶妙なバランスのaimunのバッグに、さて、どんな夢をつめて出かけましょうか?




aimunプロジェクトについて

 「琉球藍」は沖縄固有の藍で、古くから紅型や芭蕉布、琉球絣などに使用されてきた歴史があり、沖縄の染織には欠かせない染料のひとつです。一方で、琉球藍を栽培して染料になる泥藍を製造するのは、労働の過重さに対して品質を一定に管理することも難しく、成功しても利益はそう多くないため、琉球藍の製造者は時代とともに減り続けていきました。
 私たちはこのような琉球藍の取り巻く現状を目の当たりにして、沖縄の染織を支えてきたこの「琉球藍」に関わりたいと強く思うようになりました。沖縄では糸や布を染めるための染料として使われているのに、なかなか表舞台に出る事がない琉球藍。その生産が危機に直面しているのなら、この琉球藍を使って今の暮らしの中で広く使われるアイテムを生み出し、新たな<使い手>の方たちと結びつけることで、これまで接点のなかった方々に琉球藍を知って欲しい。そうしていずれは、琉球藍に関わる仕事がしたいという方が現れたりして、藍の栽培・製造が今一度盛り上がっていって欲しい。
 そんな想いから取り組みをスタートし<aimun>ブランドは生まれました。やんばるの自然の中で手仕事によって育てられ、染められた琉球藍の風合いを、日常の中でともに寄り添うようにお楽しみください。

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